突然の別れになった。
私が傅けた男が去って行く、、、。
今週の初めに、全く寝耳に水で業務執行理事が人事異動で動かれることになった。
聞けば本人の意向は汲み取られず、裏の事情があるらしい。
私が表の顔で止まって欲しいと言った時は、
理事「しばらくいるから安心しろ」
と言ってくださっていたが。
今日は理事にとっての最後の役員会であると同時に、最後の業務日。
会議終了後、ふと振り返ると理事が1人で歩いていたので、理事を待った。
本来であれば待たせるのが筋だが、今日だけは、ね。
並んで歩きながら、理事は今回の異動の事には一言も触れず、車の手入れは苦手だと話している、、、。
敢えて言葉にしないその態度に、改めて惚れた。
心底カッコいい。
言葉にせずとも理事と私の間では通じるものがある。
言葉は不要。
会議終了後、最後の退任あいさつも、短く、的確で堂々としていた。
この理事のもとで働けた事を誇りに思う。
理事、
もっと傅ける能力を磨いて、会いに行きます!