一要素

 

 

瞳と髪の色が違う男に話しかけた。

 

とても丁寧に対応され、さて別の話でも、と思った矢先、逃げるように去られてしまった、、、。

 

あ、私またやらかしたのかも。

 

 

職場で人数は少ないものの欧米人、中国人、韓国人の方々を日々お見かけする。

 

試験を通ってきた方ばかりなので、日常会話、ビジネスシーンなどで困る事はほぼないらしい。

ついこの前も、彼らに協力してもらい事業のインフラを手直ししたばかりだ。

 

 

全てさらけ出せとか、膝を折れとか言っている状況で恥ずかしいのであるが、ちょっと昔話をさらけ出してみる。

 

もっと若い時は、欧米人へのコンプレックスからくる妄想疑似恋愛が顕著だった私。

 

英語をマスターして金髪碧眼(に近い容姿)の恋人を見つけ、街を闊歩する。

 

女性A「(わー素敵、白人の彼氏!!)」

女性B「白人の彼氏なんだ、凄い!」

 

と言わしめ、その彼女達を尻目に悠々と通り過ぎる、、、。

 

 

そしてその目的を達成する為に交流パーティーなどにも足繁く通っていたのだが、結果はついてこず(という事にしておこう)。

 

しかもそれだけに止まらず、

欧米人であるというだけで自分を特別視する私に、愛想をつかした人も多い。

 

 

考えてみれば、「欧米人の彼氏」という飾り物が欲しかっただけで、相手にとってはたまったものではない。

 

真に魅力を感じる男への態度ではなかったつもりだが、先のアイルランド出身の彼は、私の会話に昔の私を感じ取ったのかもしれない。

 

あれ?出ちゃってましたか?

 

それとも別のものが???

 

 

 

一方で人種の違い、国籍や育ってきた背景の違いが魅力となる事も否定できないと思う。

 

年齢、性別を問わず、日本人以外の方々にはその意味で今でも何か独特の魅力を感じる。

でも恋愛となれば、その事は一要素でしかなくなり、後は同じだ。

 

 

相手の一要素だけを見て判断する。

自分の偏見だけで判断する。

 

人はとかく自分の判断を疑わない。

そのままを受け止めず、今までの知識でのみ判断して分類分けしたり、決めつけたりする。

そして独り善がりになり、相手にきちんと向き合えない。以前の私もそうだった。

 

 

 

もし、今の私がその頃の私を鍛える事が出来るなら、

 

日本人というだけで言い寄られたらどう思うか、

友人が同じ事をしていたらどう感じるか、

そして

力に気付いた今の自分をどう思うか

 

を、コスチュームを着込み、厳しく優しく教え諭すだろうと思う。

そして本当に魅力的な男とはどういうものか語り合う。

 

ご希望であれば一緒にいかが?

 

 

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