新理事就任を間近に控えて、上司が上機嫌で話している
「俺なあ、知り合いに勧められて〇〇メーカーのこれ(ウェアラブル活動量計)買ったぜ!」
うーむやはりこの理事とは既になんらかの繋がりができているようだ
しかも当初は普通の綱くらいかと思っていたが、何やら登山用のザイルくらいに感じ始めた。
とにかく趣味嗜好が似ている
ウェアラブル活動量計(時計のように身につける事で、心拍など体の状況を確認しつつ、運動を記録するもの)にしても私は数年前から使っているし、ランニングやマラソンの話も好きだ
何せ、野望のためには、体力と強い影響力がいる
体を動かして適度に鍛える事は、私にとってとても良いサイクルとなっている
最近は妄想上で机をひっくり返すくらいだが
仕事の後、風を受けながら湖岸を走るのは本当に気持ちがいい。
いつか新理事とも一緒に走ろう
「でもなあ、なんか電波時計が合わなくてなあ、、、。」
その後、サポートに問い合わせ、知人にも確認してどうやら時計の設定もできたようだ。
もともと笑顔のキュートな新理事だが、今日は更にニコニコしている
興味を持てる事に懸命に取り組んでいる時の人の表情が好きだ
こちらまで楽しくなってくる
心からの信頼の元、熱のこもった眼差しを向けられるのとは、違った嬉しさと誇らしさ(気持ち良さ)を感じる
またその中でも
仕事に情熱を傾け
没頭している時の男の表情はたまらない
つい見入ってしまう
ともすれば、人の見目形に拘ってしまいがちだが、実際には皆それぞれ真の魅力を持っていると思う。
興味を持って活動している時、没頭している時には誰もが例外なく素敵だし、美しいと感じる
是非それぞれに魅力に気づき、発揮して欲しい。
その暁には
今よりもさらなる力を得た私がお相手しよう