彼女A「遅いじゃないのっ!私達より大切なものはないはずでしょっ!」
彼女B「全くどこ行ってたんだか。お腹減ったんだけど?」
A「部屋が寒いし、ベッドもきちんとしてって言ったじゃない。あー寒い。本当に気が利かないんだから。」
B「私がいつも一緒に寝てあげてるのに、一体いつになったら一人前になるのよ。」
心の声が聞こえる気がする、、、。
全てを傅けるために邁進する日々ではあるが、私にとって突破すべき壁がある。
その壁に対してはどうも厳しくなれず、難関であると同時に、超えられない事にちょっとした嬉しさすら感じる。
私が厳しくなれない彼女達。
澄んだ瞳が美しく、見つめられれば吸い込まれてしまいそう
肌質はとても滑らかで、ずっ触れていたいと願ってしまう。
歳を重ねてもその美しさ、可愛らしさは止まることを知らず、
私だけでなく、周りの人間をも取り込んでしまう。
可愛らしさの魅力に合わせて、何を考えているのか分からない神秘さがあり、
甘えてきたかと思えば、毅然と無視したりする。
ただし、こちらが気になるよう余地を残しながら。
夜は結構大胆で、堂々と同じ夜具に潜り込んできてピタリと寄り添ってきたり、時として覆いかぶさってきたりする、、、
ああ、幸せ、、、。
振り回される事の幸せとはこういうものか。
反対の立場を経験するには彼女達は本当に良い教師だ。
そしてこれからもまた私を傅けるために、
私が玄関を開ける前から、鎮座して待ってくれているのだろう。
にゃおーん