何をもってして”あり得ない”と判断するか
確率的な事、またそれぞれの環境によってそれは異なってくると思うが、少なくとも野望を持つ前と今とでは、起こる出来事の質が大いに変わった
正にこの状況こそ、関わる人間や環境が私に傅き、私の利になるように動いている証左なのだろうが、ここしばらくは自身が必要とするものはもとより、ちょっと気になった程度の内容であっても、常に情報が向こうからやってくる
というより準備されている
しかもその過程が面白い
とてもよくあるパターンとしては、業務上及びプライベート両面において、周りの人間同士が話している会話の中に出てくる
例えば、以前行った観光地について考えていると
A「そういえば、あの〇〇地域の温泉最近どうでしたっけ?」
B「この前の会議で扱ったように思うが、、、」
もしくは、ふと目にしたアーティストに魅力を感じていると数日後に
C「△△のグループ知ってます?」
D「おお、知ってる知ってる。嫁さんが最近お気に入りでね、、、」
一見単なるトレンドについてだろうと思われるかもしれないが、自身ほとんどテレビ等を見ないため、その視点からでは説明がつきにくい

また別の面では、動かずして必要な環境が整う
ある課題が持ち上がり関連業者に連絡せねばと考えていると、その担当者がやってくる
調べようとしていた内容が、それを意図せず手に取った本に詳しく書いてある
無くしたと思っていた文具が次の仕事に必要な書類の近くで発見される(笑)
まーそんなこともある
と言ってしまえばそれまでだが、あまりにそれが重なるので最近ではほとんどの場合驚くことがなくなり、日常的になっている
能力に気付いた人間に開かれた道
この環境が意味するところでもある
そんな中今回の事にはかなり驚いた
仕事でも関わりのある大学の同期が、急遽配属先が変更になったとして今日職場を訪れてくれたのだが、私に会う回数が減る事を心から悔やんでいる彼の傍で、新たな担当者から挨拶され名刺を受け取った瞬間、目を疑った
何故ならそこには
私がコスチュームについて素材選びから徹底してこだわり
用いる道具に関してとことん吟味して選定し
予行演習を何度も重ねたその人のラストネームがあったからだ
しかもようやくある表現を用いることができた次の日に

環境が私に傅いているのか
はたまた進むべき道を示されているのか
いずれにせよ想定など遥か及ばないこの世界
相手にとって不足はない