数日前に、職場で2人の男性に傅かれた。
膝を折り、私の足元で熱い、そして真剣な眼差しを送っている、、、。
ああ、素晴らしい。
遡る事、数分前
「ガッシャーーーン、ザザザー、コロコロ、、、。」
仕事で使う細かいモノが入った袋に仕掛けられた罠(穴)に気付かず、中身をぶちまけてしまった私。
「(あ、やっちゃった、、)」
でも、次の瞬間、
私と同い年の男
私よりかなり年下の男が
何のためらいもなく、私の為にそれらを拾ってくれたのである。
本当に感激するぐらいの素早さだった。
年下「まっ、こんな事もありますよっ」
同年代「いいから、俺らが拾いますよ」
と、口々に私を気遣い全て拾い集めてくれる。しかも私の足元で。
そこで私はどうするか考えた。
以前なら、焦って遮り自分が拾っていた、でも今は?
「本当に、ありがとう」
決して自ら拾うことはせず、拾い終わった相手の目を見つめ、微笑みつつ心からしっかりとお礼を言う。これだけ。
生物学的にやはり、
男は動、女は静
なのだと思う。
生命が生まれようとする直前も前進するのは男
その瞬間に至る行為においても動的なのは男
女はやはり、待ち、受け入れる、、、。
(古来からの精神的な、男対男に始まる他の関係は、後日掘り下げる予定)
彼らの表情に「男らしさに対する感謝」を受け止めた満足感が見えた。
ようこそ、私に傅く日々へ!