世界中を傅けるなど、やはり身に余ることであり、人として望むべきことではなかったか、、、。
人は身の程を知り、人生を全うするのが正しい生き方なのか?
やはり神は見ておられるのか、、、。
職場の隣にインド料理の店がある。
メイン通りから奥まっており、マンションの1階という立地でありながら結構繁盛しているようで、昼食、夕食時などは結構混んでいる。
私もたまに行くのだが、この前の出来事を思い返すと改めて感じ入るものがある。
彼「ご注文お決まりでしょうか~」
私「はい、では、、、(おっ、おおおおおおー、こ、これは!!!)」
私の注文を聞きに現れた彼の表情。
店である以上、笑顔は必要条件と言えるであろうが、彼の笑顔は、、、。
決して派手ではなく
顔全体を意識して使っているわけでもなく
ただ、本当に心から「微笑んでいる」のが伝わるのだ。
その邪心のない笑顔を見た時、私には彼の後ろに柔らかく明るい光が見えた(気がした)、本当に。
少なくとも、商売をしている店の方に限って言えば、ここまでの笑顔を向けられた事は数えるほどしかない。
ああ、こんな方をどうして傅けられようか。
神は私に試練をお与えになっているのか?
恐らく彼はインドの方。
頬骨から眉までの距離、及び前頭骨の角度が、、、などという知識は皆無であり、ヒンディー語もサッパリなのであくまでも推測だが。
インドと言えばヒンドゥー教
店の奥にもガネーシャ神の大きなポスターがある
そしてシヴァ神
破壊の神であると同時に、恩寵をも与える神、、、。
ああ、そうか
これは恩寵
それだけの野望を持つならば、
自身の力を信じ、壁があっても突き進め、という事か。
そして笑顔に隠された本来の意味に気付け、と。
こんな日常に即した形で、しかも思わぬ方を通じて鼓舞されるとは。
やはり傅け道を邁進すべく後押しされているに違いない。
思い込んだが吉日。
では改めて、くだんの彼に対しても
彼のその笑顔を更に素晴らしいものにする為に
いつでも出張サービスします!!